妊娠しても働き続ける。私にとってそれは当たり前のことでした。
ただ、会社の先輩に体験談を聞く機会もなく(また、妊娠初期はまだカミングアウトしないため訊きづらい)、会社生活がイメージできなかったです。
そのため、カミングアウト前にアサインされたPJや普段の業務を自分がこなしていけるのか不明でしたし、実際のところ、この時期はキツかったな、この時期は余裕だったな、と思うことがあったので、みなさんのご参考になればと思い、振り返ってみます。
妊娠初期(2ヶ月~4ヶ月)
つわりとの付き合い方
絶賛つわり中でした。毎日、夜中の2時頃目が覚めて、トイレに行ってから、気持ち悪くてリビングで30分~1時間ほど灰になっていました。
この頃、激務部署にいた夫は深夜帰宅が多く、真っ暗なリビングで灰になっている私を見て、よくビビってました。
朝起きて、会社に行けそうなら出社。厳しい日は休んでました。大体月2回くらい午前休をとったと思います。
幸いなことに在宅勤務が可能な会社なので、有休とは別に月2回は在宅勤務で凌いでました。具合が悪くなると、すぐにソファで横になれたり、好きなときに好きなものを食べられたりして良かったです。
勤務中に具合が悪くなったら、トイレに駆け込むか、休養室で休んでいました。トイレで5分、目を瞑って座っているだけでも気分がやわらぐと思います。
それと、職場にいる時はできればマスクを。お昼時、デスクでランチをとる方も多いですよね。いろ〜んなご飯のニオイが混ざって…普段ならお腹がすくこの香りも、気持ちが悪くなる原因になるので、マスクをして出来る限りシャットアウトしてください。
加えて、会議中に少し具合が悪くなってきてしまった場合、タブレットを食べれば気が紛れる時があります。このカモフラージュとしてもマスクはオススメです。
上長へこまめに報告・相談を
上司への報告は、妊娠8週で心拍を確認してからでした。これを皮切りに、仕事で関わる上層部へ報告を始めました。
この頃、3カ月程度のPJにアサインされていたので、「世間一般的には、安定期まではつわりがある可能性がある」という話をして、急に休んだらごめんなさい、という姿勢をアピールしていました。
この、「今の自分はこうだけど、未来の自分はこうなるかもしれない」という報告は大事でした。妊娠は一人ひとり違うけど、セオリーにあてはめて心構えを持っていただいた方が良いです。
私の上長はみな男性で、かつ育児経験がない方ばかりでしたので、言わなければわからなかったと思います。
安定期に入るまでチーム員には報告していなかったので、「急に残業が減った」「午前休が多くなった」と思われてました。
この、「一人だけ先に帰ってスミマセン」という気持ちも、上長に一言伝えておくのとそうでないのとでは、違うと思います。
職場のメンバーには安定期になってから「こういう理由で残業できませんでした」と言えば済む話なので、この時期、辛い体を圧してまで無理して仕事する必要はないと思います。
妊娠中期(5ヶ月~7ヶ月)
一番安定して仕事に取り組めたと思います。この頃は時たま21時まで働いても、そんなにつらくなかったです。
職場へ正式に報告
チーム員へ報告したのもこの時期です。安定期に入ってから報告しました。
この時、「今までつわりで休んでご迷惑かけました、これからもご迷惑おかけしてしまうかもしれませんがよろしくお願いいたします」ということで、挨拶用のお菓子を配りました。
▼銀座ウエストのリーフパイ。老若男女、好みを選ばないですよね。
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とにかく体もよく動き、かつ胎動を感じて妊婦であることも実感できる、妊娠期間通して最も充実する時だと思います。
明日は妊娠後期の仕事の仕方をお伝えしたいと思います。
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