21時の珈琲

キャリア迷子の企画職ワーママ(育休中)が考える、育児、仕事、日々の記録。

上野公園を歩いて、レモネードを飲もう


上野という街を訪れたことはありますか?

私はこの街が好きです。実家が下町にあるので、思春期の頃は、暇を持て余したら、なんの目的もなしに上野まで歩いていました。
大人になってからは、博物館や美術館で展示を見たり、東京文化会館でオーケストラの演奏を聴いたり。
そう、上野はアメ横やパンダだけでなく、文化の街という顔も併せ持っているのです。


先日、そんな上野公園を散策しにリュックを背負ってやってきました。

眩しいほど緑溢れる上野公園へ

私が好きなのは、上野駅から東京文化会館へ行くルートではなくて、博物館の方にぐるっと回ってから公園に入るルートです。

上野の中でも静かな場所です。真っ直ぐ進むと藝大があり、さらに進むと谷中へ通じます。



国立科学博物館が見えてきました。



この道を曲がると、すぐに噴水が現れます。

この噴水広場は、数年前に改修されてとても綺麗になりました。
そばには鉢植えがあって、そのお花にカメラを向けている若いカップルがいました。


私は、このカップルがいなければ、鉢植えのお花の存在を「まるで、ないもののように」見ていたな、と少し反省。





この噴水に合うように、と選定した方がいて、常に綺麗でいられるように、と手入れをされる方がいる。そしていつも活き活きとして、噴水とともに訪れる人々を見守っているお花たち。
ちゃんといるのに、ごめんね。

人は、意識しないと、思ったより物が見えないように作られてるみたいです。

公園内のカフェで、レモネードをおひとつ

上野公園の中には、2つのカフェがあります。

1つは、お馴染み「スターバックス」。
上野恩賜公園店 | スターバックス コーヒー ジャパン

もう1つは、「パークサイドカフェ」です。
上野の森パークサイドカフェ 上野恩賜公園(ビアガーデン/地図/上野駅 徒歩1分) - ぐるなび

その名の通り、公園のサイドにあるカフェ。
今回は、こちらのお店に寄ることにしました。



緑輝くテラス席で過ごすも良し、木のぬくもり溢れる店内で過ごすも良しでございます。

この日は猛暑だったため、店内に案内してもらうことに。

メニューを渡されるとすぐに目に入る、「夏季限定」の文字。
私は、こういう季節限定商品に弱いのであります。
迷うことなく、「ベリーレモネード」を注文しました。







夏の暑さと空の青さと、シュワッと爽やかなレモネード。
パズルのピースがぴたっとはまった瞬間のような完璧さ。

あ。これもそうかも。
他の人に見えなくて、私にだけ見えるもの。
夏が大好きな私の、お気に入りのひととき。

特別何かがなくても、一緒にいる人がいなくても、こんな嬉しいできごとを、少しずつ集めていけたら幸せだな、としみじみしたのでした。


ちなみに、この手のコップに入っているベリーは、食べる時に非常に苦戦します。私はスープ用のスプーンで氷ごと食べたのでした。
「ベリーは風味づけでしょ?いらないわ」と言えない自分が悲しい、1人氷をゴリゴリ噛み砕く28歳の夏。マインドは、思春期のあの日と変わりません。


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