21時の珈琲

キャリア迷子の企画職ワーママ(育休中)が考える、育児、仕事、日々の記録。

【マタ旅レポ_2】妊娠7カ月目に箱根旅行へ/旅館でゆったりステイ

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ラリック美術館見学後、すぐ近くにある「仙郷楼 別邸 奥の樹々」さんに向かいました。

 

 

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静かな佇まい

今回泊まるお宿です。



本館と別館に分かれています。フロントや大浴場は本館にあります。今回、私たちは別館に泊まることにしました。
 
別館は、それはそれは静かな雰囲気。滞在している間、他のお客さんに会うこともありませんでした。
お部屋数が限られているということと、お食事・お風呂を個室でとるので、外に出る機会が少ないのですよね。
 
今思えばなのですが、他のお客さんと会わない、という環境がとても心地よかったです。
やっぱり気を遣ってしまいますしね。というのも、私は普段、妊娠中であるというのを盾に人に甘える、ということができなかったのです。なぜか、申し訳ない気がして……。そのため、日常生活でもいつも通り振舞っていました。
 
が、このときばかりは世界に夫と私の2人きりで、しかも夫が私を妊婦として、大層労わってくれる……こんなに嬉しいことはないです。
ちょうど仕事もしんどくなってきた頃だったので、切り詰めた心がほっと緩んでいきました。
 

お部屋で心をほぐす

広い!!! お部屋に入った瞬間、感動であります。
一体何部屋あるのだと数えたくなるほど。うわーい畳みでゴロゴロできるよ!!
 
▼こんな居間がある家に住みたい
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机の上にペットボトルがあることを失念したまま撮影してしまった。うっかり者である。
 
▼こんなにたくさんお部屋が……!
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お隣は、お布団を敷くお部屋であります。はじめ、縁側沿いのスペースをどう活用して良いのかわからなかったのですが、
 
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チェアと、「人をダメにするソファ」的なものがあったので、結構このスペースでウダウダすることが多かったです。
 
宿についてからは、夫と一緒にお部屋をグルッとしてキャーキャー言ったり、それぞれ持参した本を読んだり、リラックスした時間を過ごしました。
東京の喧騒を離れ、テレビもつけず、車の音も聞こえず、静かな空間でぼんやりしたり、語り合ったり……夫と「今更?」というような話をしたり、はたまた自分と向き合って今後のことを考えたり。
 
静かな環境は良いですね。
 

懐石料理に舌鼓を打つ

箱根と言えば、海に山に、おいしいものがたくさん!! 春に伺ったので、山菜タップリでした。
 

お料理はすべて、仲居さんがお部屋まで運んでくださいます。私たちは浴衣に着替えて、ゆっくりと自分のペースでお食事をいただきました。

 
▼美味すぎる
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実は、先付からしてご配慮いただいてます。妊娠中は生モノNGなので、私にはよく焼いたものを代替で出してくださいました。
また、食前酒はお酒ではなく、おいしいジュース。お酒に強くない私にとって、妊娠中でなくても嬉しいサービスです!
 
もちろんすべて美味……! 以降は写真を撮ることもなく、夫婦2人でゆっくりと食事を楽しみました。
 
 

露天風呂でゆったり

お腹が大きくなってからは、自宅のお風呂に入るのも一苦労でした。自宅とは異なり、広々としたお風呂にゆったり浸かれて幸福……。
 
「こうして2人でゆっくりお風呂に入るのも、あと20年くらいないねぇ」なんて話していました。
20年後も変わらず仲良くいられたら良いなぁ、とちょっと切なくなるわたし。
 
普段はふざけ合う仲ですが、こうして2人っきりで過ごしてみると、その静けさがそうさせるのか、しみじみしてしまいます。
 
ちなみに、このしみじみタイムまでには数分必要でした。
なぜなら、お風呂に入った瞬間、露天風呂に出現した虫たちを発見。
 
夫&私「ヒッッ……!!」
 
生まれも育ちも東京の私たち。虫嫌いの生活をしてきたので、プチパニックであります。
ただここは、もはや人の親になる身。視力0.1以下のド近眼コンビである我々の利点を活かし、
 
「この付近、あまり凝視しない方が良いよ」
まめ「おk」
 
といったナイスコンビネーションで乗り切ったのであります。
 
……といっても、お風呂に入って5分もすれば、虫なんて気にならなくなります。それほどの効果が露天風呂にはありました。
 

翌日の準備をしておやすみなさい

露天風呂で温まった後は、もう寝るだけです。
夫はお酒、私はノンアルコールビールを飲んで、テレビを少しだけ見て、ゆっくりと、幸福な1日を締めくくったのでした。
 
その3に続きます。
 
 
 

▼素敵なお宿でした。重ね重ねありがとうございました。

 

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