私と家族と丁寧な暮らし

アラサー兼業主婦です。日常できらめいたもの、妊娠・育児のこと、音楽のこと、読んだ本のこと、考えたことなど。

都民ファースト大勝で「子育て」はどうなるか

7月2日の東京都議会議員選挙では、「都民ファーストの会」が第一党となる大勝をおさめました。
都議会議員の任期は4年です。4年後、東京の子育て環境はどのように変化しているのでしょうか。
 
都民ファーストが掲げている基本政策のうち、子育てに関連するのは以下かな、と思います。
  • 待機児童対策
  • 教育の機会を増やし、質を高める
  • ライフ・ワーク・バランスの徹底
 
そのうち、妊娠中の私が面している「待機児童対策」と「ライフ・ワーク・バランス」について、少し考えてみました。
 

待機児童対策

保育園の数は増えていくのかな、と思います
まず、「保育園をつくる土地」については、都所有の土地活用、保育施設併設の容積率の緩和、空き家のマッチングが掲げられています。
「保育園の運営」についても、営団体への財政支援保育士の待遇を改善することで、安定運用できるようにするとのことです。
 
認証保育園と認可保育園の利用料の格差を解消する、という政策もありました。「認可に入れなかったから仕事を辞めよう」ということがなくなれば良いなと思います。
希望の保育園に入れなかった場合も、「送迎ステーション」というものを設置して、遠距離の保育園に通いやすくするとともに、保育園以外のサービス保育ママ、在宅保育など)の拡充も行うとのことです。
 
「希望の園に入れないかもしれないけれど、代替手段で子供を預けることは可能」という未来になっていくのかな、と思います。
 

考えたこと

私は「認可保育園か/それ以外の保育サービスか」で「子供を預ける」ということを考えています。やっぱり一番は、認可保育園に預けたい。それは、「園庭があるから」です。
私は幼稚園に通っていましたが、多様な遊具がある園庭が大好きでした。夏はプールに入って、お泊り会をして、そのお泊り会でも園庭でレクリエーションがあったものです。そういった楽しい思い出があるので、園庭のある認可保育園を希望しています。
 
保育サービスの質については、認証保育園でもこだわりがあり、素晴らしい先生方がいらっしゃる園もあるかと思うので、その点ではあまり心配していないのですが……。
 
現状は「預けることもままならない」のです。それに比べれば、仕事に必ず復帰できる安心感があるのは、とてもありがたいことだと思います。
ですが、私たちはただ子供を預けて仕事をしたいのではなくて、「子供の未来を想いながら」仕事をしたいのです。預けられればどこでも、ではなくて、家庭の教育方針に沿った保育園を選びたい、という願いが出てくるのは、欲張りかもしれませんが、その願いがあるのは事実です。
 
今はphase.1で、ハコモノの運用がうまくいったらphase.2(希望の保育園に入れる)というステップを踏んでいくのかな、と思います。4年後の都議選では、そういった論点が追加されていればいいなと思います。
 

ライフ・ワーク・バランスの徹底

この言葉、言いづらいな、と思いました。おそらくほとんどの企業では「ワーク・ライフ・バランス」と言っているからだと思います。ワークとライフが逆に並んでいます。文言上の問題なので、本質は同じだと思いますが、慣れ親しんだ言葉が「ワーク・ライフ・バランス」であることに、日本人の勤勉さを感じますね。
 
さて、本項目において子育て世帯に関連するのは、「根本的な働き方の見直し」と「男女問わず、妊娠・出産・育児というステップを経た後の働き方」だと思います。
具体的には、「テレワーク、時差ビズ、早期通勤」「育児のために退職した女性の再就職支援」「就学前の児童の父親の家事・育児時間増への取り組み」です。
 

考えたこと

この項目で伝えたいことは、「男女かかわらず家事・育児を分担して、家庭生活を大切にしよう」ではないでしょうか。ただ、これを実現するためには「男だから」「女だから」といった切り口は誤りではないか、と思っています。
 
会社員として働いていて感じることは、やはり「子育てに積極的(=育休を取ったり、残業ができなかったり)な男性の出世の道は閉ざされ、家庭第一(時短勤務や、やむを得ない有休を取得する回数が多い)な女性に責任ある仕事は任せられない」という雰囲気がある、ということです。
 
でも、そうですよね。だって、子供が大きかったり、専業主婦/主夫のパートナーがいたり、子供がいない人たちは、ハードな仕事をこなしている。会社にいる時間が長いから、チームメイトの相談にも乗れるし、緊急対応もこなせる。ふられる仕事も多い。この状況を喜んでいる人もいれば、「自分も早く帰りたいのに」と嘆いている人もいる。だけど仕事だから、がんばっている。そこに、「子供がいるから残業はできない、だけど腰掛け程度の仕事もやりたくない、給料が減らされるのもゴメンだ、ただし急なお迎えやお休みは仕方がないからすみません」という人がいたら、ムムッときてしまう、いけないことだとは思っているけど、全力では応援できないと感じてしまうものだと思います。
 
これは本当に仕方がないのです。長時間働ける人がいたら、相対的に働けない人の評価が上がらないのは、本当に仕方がないことだと思います。
だから、「育児があったから仕事を辞めましたが、手がかからなくなったので働きたいです。優遇してください」や、「子供がいるので家事・育児を分担しています。早く帰ります」は通用しないと思います。
 
では、どうしたら良いか。私は、男/女、未婚/既婚、子供あり/子供なしの垣根を超えて、「自分の生きたいように生きることができる社会」にならなければいけないと思います。
「私は子供もいますが、キャリアを大切にしたいのでバリバリ働きます」という人がいてもいいし、「独身ですが、趣味やボランティアに人生の重きをおいているので、残業はしません」という人がいてもいいのです。
個人個人が生きたいように人生をデザインして、選択するのです。そして他人はそれを尊重する。妬まず、僻まず、自分とは違う価値観を受け入れるのです。
 
ただ、日本人は島国で、単一民族ですから、「自分とは違う、多様な価値観を認め、尊重する」のが難しいと思います。だからこそ常識で雁字搦めになって、自分とは少し違うだけで「あの人はオカシイ」と非難するのです。
だけど、このままではいつになってもライフ・ワーク・バランスは実現しない。個人が生きやすい社会にするためには、一人ひとりが寛大になって、相手を受け入れられるようにならないと少し厳しいです。
 
ですが大人になればなるほど、今までの常識を取り払って、新しいものを受容するのが難しくなる。私たち大人の考え方を変えていくのも勿論ですが、これからの世代、子供たちにおいて「多様な価値観を認める」という教育が必要になってくるかな、と思います。
 
日本人は、ディベートが苦手だと言います。それは外国と比べ、そういう授業を受けてこなかったからだと言います。ディベートは、自分はこう思う、あなたはどう?の訓練です。これは一例ですが、頭が柔軟な子供時代に、勉学以外の「生きる力」を養う機会が増えていけばいいなぁ。そんなことを思ったのでした。
 
 

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